<詩歌>うどん笑いはお嫌いですか?
2004年 05月 08日
うどんについて推敲している 夏休みです。
こしのあるつるつるとしたのどごしのうどんみたいに君が笑った
と、ひらがなにした方がつるつる感が出ているような気がした。前作は読みにくさに配慮してカタカナなど入れてみたのだ。
これで納涼感が増した感じがする。初夏、古民家の軒先にて妙齢の婦人と笊饂飩など食してゐるやうだ。
……あ、それと、「お前」っていうの、なんか、演歌みたいに聞こえるかな、ってちょっと思ったのでそれもいじりました。まあ、「整った」という感じですよね。ベタになりましたが。
でも、実は僕が本当に好きな着地点は、
こしのあるつるつるとしたのどごしのうどん笑いはお嫌いですか
です。ここまで来てしまうと読者の共感なんて絶対得られない気がする。いや、前の歌でも得られない、と言われるとつらいのですが。自分の「好き」と世間の「好き」との絶望的な乖離を修正できない元オタクの悲しい生き方よ。
こしのあるつるつるとしたのどごしのうどんみたいに君が笑った
と、ひらがなにした方がつるつる感が出ているような気がした。前作は読みにくさに配慮してカタカナなど入れてみたのだ。
これで納涼感が増した感じがする。初夏、古民家の軒先にて妙齢の婦人と笊饂飩など食してゐるやうだ。
……あ、それと、「お前」っていうの、なんか、演歌みたいに聞こえるかな、ってちょっと思ったのでそれもいじりました。まあ、「整った」という感じですよね。ベタになりましたが。
でも、実は僕が本当に好きな着地点は、
こしのあるつるつるとしたのどごしのうどん笑いはお嫌いですか
です。ここまで来てしまうと読者の共感なんて絶対得られない気がする。いや、前の歌でも得られない、と言われるとつらいのですが。自分の「好き」と世間の「好き」との絶望的な乖離を修正できない元オタクの悲しい生き方よ。
by AyatoSasaki
| 2004-05-08 19:17