カテゴリ:あらら短歌( 59 )

庭先でゆっくり死んでゆくシロがちょっと笑った夏休みです

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 マスノ師のブログですが、かなりレベルが高い人たちが参戦してきていてトラックバックを見ているだけでもう絶対敵わない感じがする。伊勢さんとか、歌集出したら買っちゃうかもしれない。それくらいすごい。

 あと、個人的な見どころとしては、お題が「笑い」に変わったにもかかわらず、どこか悲しいトーンの歌が結構投稿されちゃっている、というところ。みんな前回のお題「かなしみ」で苦しんだ後遺症から抜け切れてないのだろうか。

 とか言っておきながら思いっきり悲しい歌を詠んでしまいました。犬は死ぬから飼いたくない、っていつも思う。死に立ち会うと。
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by AyatoSasaki | 2004-05-03 02:45 | あらら短歌
寒い日はうまく笑えないのだろう ワニは哀しい 父に似ている

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 わりといい着地点だと思えるんですけど、どうですかね? ちょっと「寒い日」が唐突? トーンが暗すぎる? 意外性がない?

 っつうか、これ何首目のワニ?
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by AyatoSasaki | 2004-05-02 23:46 | あらら短歌

<詩歌>ワニの前に。

ぴかぴかの結婚指輪でした もう嘘がこびりついちゃってとれない
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 ちょっと前にコメント欄にふらっと書いた歌ですが、気になっているのでここに再掲。嫌なことをいっぱい思い出す歌だ。
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by AyatoSasaki | 2004-05-02 23:28 | あらら短歌
誰一人わたしを知らない場所に行き 少女マンガの恋をするのだ(吉見マキ)
swingより無断転載ごめん。


 枡野さんのブログのトラバ投稿をたどっていって発見したキュートな歌。「恋を夢見て何が悪いさ!」という女の子の強い気概のようなものを感じる。「負けるな一茶ここにあり」の現代語訳なのかもしれない。

 男だが、しかも30だが、元気になったような気がします。吉見さんありがとう。
 他の歌も好きですけど、「笑点」で笑えるのが3年に1度くらいの僕には毎日がどよんと重くなる歌です、アレ。
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by AyatoSasaki | 2004-04-30 15:42 | あらら短歌
悲しむな 泣くな へこむな なまはげが「泣ぐ子いねが」と夢を襲うぜ

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 僕は、人をなぐさめるのがすごく苦手である。あ、ヤラシイ意味でないよ、念のため。じゃあそっちの方は得意なのか、と言われるとつらいんだけど。

 頭では分かってる。じっと真剣に話を聞いたり、「うん、うん、そうだよね…。」とひたすらに同意したり、時にはガツンと言ってやったりすればいいんだと思う。

 でも、できないんだねぇ。

 まず、基本的に、おろおろする。目の前で人が悲しんでいると、僕なんて彼女のカナシミには100%無関係なのに、まるで自分のせいで彼女が悲しんでいるんだと錯覚して、僕がなんとかしなきゃ、と無駄な責任感を燃えたぎらせてしまう。

 でも、もちろん自分は悪くないから、僕が何を言ったところで、彼女のカナシミはおさまらない。そりゃそうだ。時が解決するたぐいの心の揺れなのだ。

 で、そのうち、思うように立ち行かなくなった僕はストレスを感じ、ムキになり、自分オリジナルのなぐさめ方を開発しようと、不毛な努力を開始する。僕の開発したその斬新な方法でなら、彼女はすっかり元気になって僕の方を見て笑ってくれるんじゃないかと。「ありがとう、おかげで元気になれた。」とかなんとか言って、キスの一つでもしてくれるんじゃないかと。

 男って、馬鹿ねぇ。っていうか、僕って、ねぇ。

 まあもちろんそんなハッピーエンドは僕の妄想で、現実は、突然謎の言葉を吐き始める目の前の男を見て、彼女は「こいつはほんとに自分のことを大切に思ってるのだろうか?」という根源的な疑問を心に浮かべ始めるのだ。今まで悩んでいたカナシミも忘れて。
 そうか、そういう意味では僕の作戦は成功したと言えるのかもしれない。かなり被害は甚大なのだけれども。

 えぇと、上の「なまはげ」の歌は、恐ろしいことに、僕の中では、「元気を出してよ、ね?」という応援歌のつもりです。もっと恐ろしいことに、僕は実際にこういう意味の言葉で女の子を励まそうとしたことがあります。
 もちろん失敗に終わりました。誰がこんな、夢見が悪くなる呪いの言葉を聞いて励まされるものか。

 自分の作ったものに自分で解説を加えたりするのは照れくさくて好きではないのだけれど、あれは呪いの言葉なんかじゃなかったんだよ、という弁解をどうしても言いたかったので、蛇に足など書き足してみました。

 ほんとはこれが、9年前に言えてれば良かったんだけどね。


 「かなしみ」が今月のお題なんだよね? ワニの次にはなまはげですか

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by AyatoSasaki | 2004-04-28 02:55 | あらら短歌
ポケットの小銭を集めたら275円しかない日々だ
昨日あの古本屋にさえ寄らなけりゃ今晩パンが食えたわけだが
土地も家も美女も車も要らないです今日のおにぎり代をください
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by AyatoSasaki | 2004-04-27 16:01 | あらら短歌
爬虫類とかすごく好きなんだけどワニだけは駄目 父に似てるの
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<ひとりごと>
 かなしい、という言葉を抜いた途端にものすごくかなしい歌になった気がする。 テーマから逸脱したのでちょっと寝かしていたけどマスノ師の目にはどう見えるか知りたくてこっそり投稿。僕の中ではまあまあのランディングなんだけれど、着陸というよりも無事不時着、という感じ。
 もっと伸びたい。
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by AyatoSasaki | 2004-04-27 05:05 | あらら短歌

<詩歌>ごめん。

その節は 指輪の形をした嘘が君を悲しませました ごめん

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 投稿マニアとかが大嫌いだった。
 なぜなら昔、僕は投稿マニアだったのだ。
 そんな恥ずかしい過去はきちんと封印できたのだと、僕は信じて20代を乗り切った。

 どうやら封印していた護符はちょうど十年で効力が切れてしまったようだ。「お取替え時期の目安」とか書いといてくれよな。ったく。

 十年分たまりにたまった投稿マニアの呪いは、三十路を迎えた今、ご存知の通り、ワニの化身になって大暴れである。
 昔の映画「ゴーストバスターズ」に、NYの街を破壊する巨大なマシュマロ人形を見た主人公達が「なぜマシュマロ・マンが……」と呆然とするシーンがあったが、僕もまさにあんな感じに、「なぜワニ……」という風に立ちすくんでいる。
 でもまあ仕方がない。呪いというのはしばしば、意外な姿で僕達の眼前に現れるものなのだ。

 去年の夏、指輪の形をした嘘、をはずしてしまったことも、ちょっとだけ、影響してるのだと思う。これはまた別の話。
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by AyatoSasaki | 2004-04-27 02:06 | あらら短歌
図鑑見るのが最近の僕の趣味 ワニは哀しい 父に似ている
迷惑も度を超えると笑うしかあるまい、
「枡野浩一のかんたん短歌blog」に投稿。

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 製本してみた。
 「てにをは」はあまり抜かないほうがいい、というマスノ師のアドバイスを見事に破ってしまっている。そしてそこがアラにも見える。

 ちなみに今朝がた、お手本が届きました。


 バナナワニ園でバナナを食べました ワニは哀しい 父に似ている(枡野師)


 ほのぼの感と哀しさはこんなに合うんだなあ。こ、これ、超えられるかな……。

 あ、皆様なんかコメントいっぱいありがとうございます。もはや短歌の出来より僕の悶絶ぶりを楽しむサイトになっている。どこで間違っちゃったのかなあ。
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by AyatoSasaki | 2004-04-26 14:01 | あらら短歌

<詩歌>ワニなし歌

悲しみは忘れるために仕事とか片付けとかが進むから好き

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 ×悲しみは→○〆切は ってのが僕の人生。もちろん今も〆切いっぱい抱えてるのでこのブログの更新が進んでおります。

 あ、それに僕はこんなに強く生きられたことはありません。

悲しみに真正面からぶつかって砕け散ります それが僕です

 それが僕です。
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by AyatoSasaki | 2004-04-25 18:37 | あらら短歌