カテゴリ:あらら短歌( 59 )

路地裏の猫がニタリと僕を見る「全部見てたぜ」そんな笑いだ
---
 今、連作のような絵本のような物を作っていて、その中の一首。猫を詠うと必ずどこかに敵意と悪意が見えるのはいったいどういう事なのだろう。猫と一緒に暮らしていた時期もあるというのに。


※もうちょっと練れる感じがする。いつか再投稿します。「全部見てたぜ」の位置がもうちょっとナチュラルかつ効果的な場所に動かせそうだ。

※その後、納得のいく改変を加えたが意外な終わり方を遂げる。その様子はここに。

[PR]
by AyatoSasaki | 2004-05-20 18:25 | あらら短歌

<詩歌>唇。

「おいしい」と微笑む美女の唇に牛の死骸が近付いてゆく
---
 昨日、阿佐ヶ谷でも指折りの鳥の死骸屋に行きました。すごく新鮮でジューシーでした。やっぱり死骸は殺したてじゃないと美味くないですね。

 皆さんは今晩、何の死骸を食べる予定ですか?

※その後、緒川"死骸博士"景子女史の登場によって、「死骸は殺したてじゃないほうが美味い」ということに結論された。その詳細はコメントを見よ。
[PR]
by AyatoSasaki | 2004-05-20 16:50 | あらら短歌

<詩歌>うどん。

こしのあるつるつるとしたざるうどんみたいに笑う夏の縁側
---
 あ、そう言えばこの歌はここで止めることにしたんだった。上の句の情報量がまだ少なくて、情景を入れる余裕が結構あるのだけれど、でも冗長さがざるうどんらしくてこの歌に関してはこれでOKかな、とも思っている。

焼きたてのパンを5月の日だまりの中で食べてるようなほほえみ (篠田算)

へのアンサーソングみたいになっているが、歌としても笑顔としてもそれから口説き文句としても、何やら圧倒的に負けている。

 ところで、僕がいま言いたいのは、日本人なら米を食え、ということだ。
 誰か「おにぎりスマイルソング」とか詠んでほしい。
[PR]
by AyatoSasaki | 2004-05-18 07:23 | あらら短歌

<詩歌>星人。

もう僕は笑わない星人になる ゴジラ松井がすごい顔でも
---
 更新が滞っておりますがみなさんお元気ですか? 今日は全国的に火曜日の模様です。僕は連日の睡眠不足を昨晩解消して、なんだかこんな時間に起きてしまいました。今日もいちにち楽しく生きていきたいですね。

 あ、そうそう、追及される前に言っておくけど、僕も未納の時期とかありますよ。っていうかフリーで生きてて20代の時期にかかさず全納してる人なんているの?

 まあ暗殺が横行している国もあるというのに、そんな国に軍隊を送っているというのに、かの地での政争の原因があまりにも下らないってのは、「平和だなあ」という感想以上の苦々しさを感じませんか? あ、すいませんあまりにも情けなくて。
[PR]
by AyatoSasaki | 2004-05-18 06:45 | あらら短歌

<詩歌>猫。

もう一度僕を「ふふん」と笑ったら君の大事な猫を殺すよ
---
 先生、鏡を見ながら詠ったらとんでもないことになってしまいましたよ……。

 こういう歌がふと口をついて出てきたときにはどうすればいいのか、誰か、教えてください。あなたの猫は殺さないから。
[PR]
by AyatoSasaki | 2004-05-15 03:41 | あらら短歌
「悲しい」は口にするほど軽薄になるので できるだけ口にする(志井一)

段取りを静かに踏んでゆくだけだ 笑う準備はととのっている(志井一)

など静かで哲学的な語り口が魅力の日記ホプキンスの志井さんが、いま、すごい大物と格闘されている。

その名も「アファファファ!と笑う人」だ。

 5月11日現在もう4首目に突入している。トロイメライと格闘する辻郎さんにも強く共感を覚えたが、志井さんは僕らをはるかに超える大物に挑戦していらっしゃる。なにせ、「アファファファ!」って笑うんですからね。

 歌中の人物もアファファさん(勝手に命名)とどう折り合いをつければいいのか迷っている様子だ。
 最初は「とるに足らない些細なことだ」と言っていたその笑い方も、いつの間にか「違和感を持つかどうかが分かれ目だった」とややニュアンスを変えた発言。アファファさんから距離を置きたがっているのか? いや、僕もたぶん、実際にアファファさんに笑われたら、アファファさんがどんなにいい女でも、ちょっとイライラしてしまうかもしれない。TVを見ててもアファファファ! 僕の失敗話にもアファファファ! だ。確かに何かの「分かれ目」を感じる。
 アファファさんの恋はこの先どうなってしまうのだろう。

 アファファさん、および、志井さんには、がんばって幸せな未来を築いてほしいと強く願う。「ワニの人」として、格闘する気持ちはすごく分かります。あきらめず、お互いがんばりましょう。
 あ、「じきにやむ」も哀しげで大好きです。

※無断引用すみません。
[PR]
by AyatoSasaki | 2004-05-11 23:06 | あらら短歌
笑うしかないほど寝坊した朝もインドネシアは常夏だろう
笑えない駄洒落を聞き流す今もインドネシアは常夏だろう
笑いつつ一人ふとんを敷く夜もインドネシアは常夏だろう

---
 太郎を眠らせ 太郎の屋根に雪降りつむ、みたいなリズムで並べてみました。季節は違うわけだが。東南アジアに早く帰りたいささきである。
[PR]
by AyatoSasaki | 2004-05-11 12:06 | あらら短歌
マスカラも作り笑顔も絶望もしっかり落とせジェルの力よ
---
 枡野さんすみません、また鏡を見ないで詠んじゃいました。
 別のブログを立ち上げ、kanashima-hinaさんの写真などを適当にプロフ画像にしてしまったらどうだろう。20歳学生、趣味はラクロスとオーボエです、みたいなプロフィール付きで。そして思いっきり女装短歌を詠いたい。そんな気分だ。もちろんペンネームは流川美月とかだ。どうだ。何がだ。
[PR]
by AyatoSasaki | 2004-05-10 23:14 | あらら短歌
 萩原蛍子さんより、「少なくともうちのワニは笑う」というようなメッセージをいただいた。いや、いただいていないのだが、萩原さんはこんな歌を詠んだ。


あららさん ワニならうちに一匹いるよ いつも笑って 御飯食べるよ(萩原蛍子)


 なかなかに素敵な歌なのだが、それよりも、人生で歌に折り込まれたのは初めてで、動揺している。(「あらら」というのは歌を詠むときの僕の名前で、マスノ師からちくちく言われ続けているが変える気はない。)
 しかし歌に詠まれるというのは何やら不思議な気分である。顔写真が雑誌に載るより照れる。なんというか、背中の、ちょうど両手が届かないしまごの手使ってもなんか力強くぼりぼりできない所が痒い、そんな風だ。それとか、田舎のおじいちゃんがNHKのど自慢に出てるけどリモコンが見当たらなくてチャンネル変えられないような感じ。
 竹田シロには申し訳ないことをしているのかもしれない。もちろんワニにもにもゴルゴにもだ。

(萩原さん、無断転載すみません。)
[PR]
by AyatoSasaki | 2004-05-10 20:31 | あらら短歌
同窓会みたいな気持ちで見ています 久しぶりだなヤマトの諸君
[PR]
by AyatoSasaki | 2004-05-10 18:52 | あらら短歌