<短歌>だるま。

笑わなくなった君との半年でだるま貯金は使い果たした
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 実は同じ沿線で生活しているらしいマスノ師の文章を読んでいると、ときどき、厭世的というわけでもないけれど、「あれ、師匠、弱ってません?」みたいな瞬間を目にすることがある。これもマスノ師のテクニックなのかもしれないが。

 先週の私はまちがっていました。
 常連ばかりで何が悪いの? むしろ常連さんが生まれてくれたことに感謝すべきだったのに……。
 いずれにせよ人はいつか「自分はもう枡野浩一を卒業した」などと笑顔でうそぶき、私のもとから去っていくのですから。結局だれもがひとりで生きていくのですから。


 大丈夫です、僕はどこまでもついていきますよ先生! 僕も新人出てきてほしいです! ……と言いたいところだが、たぶん僕にそんなことを言ってほしいわけではあるまい。何せ僕の歌といえば、

 今回:猫を殺す歌、
 前回:ゲロを吐く歌、
 前々回:犬が死ぬ歌、

だ。僕だったら絶対こんな人に後ろからついてきてほしくない。(他の人はちゃんときれいな歌を詠んでいる、もちろん。)
 しかも今月のテーマは「笑い」だったのだ。なぜそのテーマで猫とか犬が死ぬ? 己の心の歪みを実感する新緑の季節である。

 マスノ師は6月までの契約でブログをやっているようで、続けるのは「ままならない」と明言されている。でもせめてあと3ヶ月くらいは延長してほしい。このままだと僕は「枡野浩一を卒業できぬまま永遠に休学している人」になってしまうような気がする。
 せめて退学の烙印を押してから去っていってほしい。
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by AyatoSasaki | 2004-05-23 15:16 | あらら短歌