<詩歌>うひひ。

敏感な君の鎖骨を思い出し うひひ と笑い悲しんでみる

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 自分で指摘しているにもかかわらず「かなしみ」を詠う僕。投稿者の何人かは作品の来歴を書いたりしていて、なんかかっこいいので僕も一回だけやってみることにする。

 まずは「ふふふと笑い悲しんでみる」という下の句ができました。一人で笑い悲しむといえば、僕の中では「布団の中で昔の女を」ということに決定しています。
 寂しいのか佐々木?

「○○○○○ ○○○の君を思い出しふふふと笑い悲しんでみる」

 ここらへんまではスムーズに行ったんですが、深夜に詠んだせいでここから突然エロ街道に進みます。僕は自他ともに認める足の裏フェチですが、と今さりげなく大胆にカミングアウトして女性ファンをいっそう減らしましたが、しかしだからといって足の裏を詠みこんでも人口に膾炙いたしません。僕のような少数派かつ穏健派の足の裏フェチとしては、マスノ師のブログで土踏まずや魚の目の素晴らしさを強硬に主張したりする気はさらさらないわけです。

 パーツ別フェチでもっともスタンダードなのは、脚と鎖骨とうなじだそうです。うなじ。うーんいやらしいな。でもうなじは僕の感覚からいうと笑わずに鑑賞すべきものです。息などそっとふきかけ楽しむものです。今僕はたいへんにねじまがったリビドーをお見せしていますか?
 というわけでパーツは鎖骨に決定。そしてあくまでエロなので笑い方が下品に変化。

「○○○○○ 君の鎖骨を思い出しうひひと笑い悲しんでみる」

 「いひひ」「うひひ」「でへへ」笑いはいっぱいありますが今回は暗く変質的な匂いのする「うひひ」を採用。

 さて、困りました。最初の五文字に何をつめるか。「明け方に」「今日もまた」などありがちな色々を試しましたが、やっぱりここは徹底的にパーツ偏愛を前面に押し出しましょう。もうこれはそういう歌です。抒情よりエロ! 愛より性! 食べる前に飲む!(by 田中邦衛)

 というわけで、ちょっとマスあけなどに配慮して、

「敏感な君の鎖骨を思い出し うひひ と笑い悲しんでみる」

 できあがり。

 さて、僕はどこで間違ってしまったんでしょうか。
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by AyatoSasaki | 2004-05-03 14:47 | あらら短歌